2018年07月23日

ローフードマイスター2級で学ぶこと|酵素と酵素ジュースって同じなの?

先日は、ローフードマイスター2級講座でした。

この仕事をしていて嬉しいことのひとつは、美容や健康について高い意識を持っている魅力的なかたにお会いできることです。

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今回の受講者のかたはご自身でもよく情報を調べていらして、栄養学についてもお詳しいのですが、情報が多すぎて何を信じたらよいのか結論がでないとのこと。

栄養学で何が正しいということは言い切れませんが、ローフードマイスターの講座を通して、ご自身の落としどころを見つけていただければいいな、と思っています。



酵素ジュースで酵素を補給する!?


体内の酵素の生産量は限られているので、酵素ジュースで酵素を補給する、という考えについてご質問をいただきました。

この問題は意外と難しいようで、思い込みを払拭するには、きちんと整理して理解する必要がありそうです。


一般的に酵素ジュースは、野草や野菜、果物、海藻などと上白糖などの糖分で発酵させて作ります。

結論からいうと、酵素ジュースは私たちの体内で構成される代謝酵素や消化酵素とは別もので、体のなかで同じような振る舞いをするとは考えにくいです。

例えば消化酵素は、唾液に含まれるアミラーゼ、膵液のアミラーゼ、リパーゼ、トリプシノーゲンなどがありますが、これらが酵素ジュースに含まれているという記述を見つけることはできません。

同様に、栄養の吸収や利用、代謝などの生化学反応を起こすことも、この酵素ジュースの酵素(もし酵素ジュースに酵素が入っているなら、、または酵母かな)とは関係がありません。


ローフードマイスター2級



酵素と酵母のちがいを英語にして理解する♪


酵素はenzyme(エンザイム)、酵母はyeast(イースト)です。

酵素と酵母は文字が似ているから、このような混乱が起きるのかもしれません。

また発酵も酵素反応の一種なので、ますます混乱しているのかもしれませんね。

このポイントで考えると酵素ジュースは酵母菌による発酵液なので、味噌や醤油、ヨーグルトの仲間と考えられます。

もし、(消化)酵素をとりたいなら、パンクレアチンなどの消化酵素の錠剤を飲むのが手っ取り早いですね。

余談ですが、酵素ジュースを手の常在菌を利用して作ることがあるそうですが、個人的にはちょっと抵抗があるかも、、、手には有用な常在菌だけでなく、その他の菌、バクテリア、ウイルスもいるかもしれません(仮に石けんで手をよく洗っても)、、、もしそういうものが繁殖するかもしれないと思うと手が出ません。


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(こちらはうちの定番スムージーです。グレープフルーツルビー、ブルーベリー、パイナップル、キウイ、そして今回はネクタリンを入れました。オメガ3脂肪酸強化のためにチアシードも必ず入れています♪)


酵素は触媒と理解する♡


Wikipediaによると「酵素(こうそ、英: enzyme)とは、生体で起こる化学反応に対して触媒として機能する分子である」と紹介されています。

酵素を触媒として理解するなら、例えば、ちょっと乱暴ではありますが、理科の実験の触媒を考えてみるといいと思います。

ちなみに「触媒(しょくばい)とは、特定の化学反応の反応速度を速める物質で、自身は反応の前後で変化しないものをいう」(by Wiki)とありますので、触媒は生き物ではありません

例えば小学校の理科で、過酸化水素水(オキシドール)から酸素を作る実験をしましたよね。

過酸化水素水から酸素は作られますが、ここに二酸化マンガンを入れると、この反応が速まります。

2H2O2→2H2O+H2O

この化学式に二酸化マンガン( MnO2)は入ってこない(一切変化しない)ので触媒といえます。

根本的に体内の酵素と理科の実験の二酸化マンガンはちがいますが、触媒とは何かを理解するには助けになるのではないかと思います♡


ちなみにこの過酸化水素水は、ごく少量をレタスなどのバクテリアを除菌するのに便利に使っています(余談)


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(こちらは、スムージーを攪拌する前のコンテナの果物です。厚生省では一日に200g(約卵4個分)の果物を食べるように推奨していますが、スムージーを一度飲めば、ほぼクリアすると思います。)


講座では、「動物性と植物性のたんぱく質、どちらをとったらよいか」、というご質問もいただきましたので、フォローアップメール(講座の後でお送りするメール)で、有益な植物性たんぱく質がとれる食材リストとその購入先も送らせていただきました。

これは、動物性のたんぱく質を否定しているのではなく、植物性ならこんなものがありますよ、というリストです♪




ローフードマイスター講座のお問い合わせ


ローフードマイスター那覇・上之屋校では、日本リビングビューティー協会の教科書に基づいていますが、他の栄養学や食事療法、その他の考え方(例えば肉食礼賛)などの視点からも講義内容を解説しています。

情報をより客観的に、情報を俯瞰(ふかん)して、ご自身のものとして理解していただければいいなと思っています。

講座の申し込み、ご質問はコチラのメールまでお願いいたします。杉本よりお返事させていただきます。

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こちらは、ローフードマイスター2級講座の1回目で実習するメニューです。大根ドレッシングの和風サラダ、Raw海苔巻き、アボカドのスープ、Raw味噌スープ、この他にフルーツのスムージーも作ります。


ローフードマイスター那覇上之屋校の講座の予定は以下の通りです。



ローフードマイスター2級の1回目からの受講をご希望のかたも、こちらのメールまでお問い合わせくださいませ。日程のご相談に応じさせていただきます。

スケジュールはこちらのカレンダーよりご確認いただけます。









posted by 杉本佳江 at 15:56| Comment(0) | レッスンレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月02日

ローフードマイスター講座のご案内〜ローフードを作るのは簡単!?

沖縄は、気持ちよい毎日が続いています。暖かくなってきてスムージーも美味しいですね♪

最近のローフードマイスター準一級講座の様子をご紹介します。

ローフードマイスター準一級では、ディハイドレーターを使ったローフード、お腹にたまるローフード、ローフードをうまく日常に取り入れるコツ、食の歴史、栄養学の歴史、そして大事なオイルバランスについて学びます。


ローフードマイスター準一級1回目の様子



こちらは2層のおもてなしスムージーです。

教科書では、下がグリーン、上が黄色の2層で作りますが、私は合理性を優先して逆で作っています♪

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黄色い部分は、パイナップル、オレンジ、りんごです。グリーンの部分は、これに沖縄らしくゴーヤーを入れました。ゴーヤーは、淡いライムミント色に仕上がるんですね。

トッピングはカルディで買ったミックスベリーです。

この日は、ローフードマイスター準一級の1回目。3種類のドレッシングを作ってサラダをいただきました。

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サラダは大葉やミョウガをトッピングした和風ベースですが、沖縄ではあまりミョウガはポピュラーな野菜ではないそうですね。

講座にいらした方で何人かは、「初めてミョウガを食べた」とおっしゃっていました。

単純になりがちなサラダに、和の香菜は華やかなフレーバーを与えてくれます。



ローフードマイスター準一級2回目


ローフードマイスター準一級の2回目は、ズッキーニでパスタを作ります。

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沖縄はこの季節にズッキーニは手に入りにくく、やっと見つけた1本。代わりになるものはないかと探していたら、コープの自然農法コーナーに「生食がおすすめ」の小さなかぼちゃを見つけました。

そして、自然農法のビーツもあったので、これで3色パスタを作ることにしました。

教科書では、春菊を使った和風のジェノベーゼパスタなのですが、春菊の季節も終わり。

代わりに松の実を使わない、アボカドとバジルのジェノベーゼソースを作ってからめたら、これがとても美味しくできました。

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アボカドとバジルのジェノベーゼは、こちらのレシピ本のp178を参考にしました。

ほんのり甘い、ナツメグのきいたRawコーンスープも美味しかったです。



食は自分へのメッセージ


現在受講中のお二人は、私より少し先輩で、それぞれに美容系、食育系のお仕事をされている専門家。

知識が豊富な方たちなので、お二人にとって新しい情報があるかしらと少し心配しましたが、講座の内容、お味ともにご満足いただいているようでよかったです。


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「こんなこと言ったら、なんなんですけど、ローフードって作るのが簡単ですね」と、お料理講座をなさっている方からお話がありました。

ローフードは火を使わないので、バイタミックスかフードプロセッサーで混ぜるだけというレシピも多く、作り方は本当に簡単です。

もうお一人の方は、「材料の下準備が大変だと感じます」とのご意見も。

確かに、野菜スライサーズッキーニのパスタを作る、というは初めてかもしれませんね。

でも、この作業一つひとつが自分を大事にしているという自分へのメッセージです。

丁寧に自宅で料理を作ることはローフードに限らず、とても大事なことだと思います。

そういえば友人のヘルスコーチの方が、冷蔵庫、包丁などを持っていない方がコーチ依頼にいらしたので、まず食事を作れる環境を整えてください、とお伝えしたとのこと。

今まで、外食か市販のお惣菜を食べていたんですね。

体調が悪く、現状を脱したいということでコーチを受けることに決めたそうです♡これからが楽しみですね。


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沖縄では、カーリーケールが多く出回るようになってきました。

こちらは、紫色のケールを入れたブルーベリーとグレープフルーツのスムージーです。クコの実とチアシードも入れています。

スムージーはビタミン、ミネラル、ファイトケミカル、食物繊維、そしてタンパク質補給にとても効率が良いので、たまに飲むのではなく、毎日の習慣にされると日々の栄養補給に便利です。

ナチュラルハイジーンでは、スムージーを1食のご飯としてお勧めしていますし、我が家でも長くそうしています。

簡単で栄養のある手作りご飯です♡



ローフードマイスター講座のお問い合わせは



ローフードマイスター講座では、ローフード生活のはじめ方、野菜と果物の心身への効果、栄養学の変化・酵素概論、脂質概論(オメガ3脂肪酸)、健康なライフスタイルをサポートするリバーシングセラピーなど、体調と精神状態の自己管理を目標とした講座内容をご提供しています。

ご興味のある方は、こちらのメールへお問い合わせくださいませ。

ローフード体験講座を受講されてからご検討いただくことも可能です。

他、個人的な体調カウンセリングも承っております。お気軽にお問い合わせくださいませ。


また、ゲルソン療法の講座も6月に開催します。詳しくはこちらのブログをご確認ください。




posted by 杉本佳江 at 00:42| Comment(0) | レッスンレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月02日

ローチョコレート&チョコガナッシュケーキ講座レポ♪<沖縄>

今日は、ローチョコレート&cおh子ガナッシュケーキ講座の様子をご紹介します。

寒い冬の季節は、ローチョコレートを作るのによい季節ですね。

ローチョコレートでなくて、普通のチョコレートでも作るのに適した室温は18度〜23度なので、(私には)ちょっと寒いくらいですね。

こちらが講座で作ったチョコガナッシュケーキです。

ローチョコガナッシュケーキ

ローチョコレートの材料に、カシューナッツミルクを混ぜて作ります。

カカオバターにミルクを混ぜるので、うまく乳化するように温度を合わせて、少量ずつゆっくりと混ぜていくのがポイントです。

それさえ守れば、作るのは簡単♪

一時期、カカオバターが分離してしまうことが多かったので、レシピを見直しました。

講座ではヴィーガンチョコホイップクリームを絞りましたが、カカオパウダーを振りかけて、冷凍すると持ち運びもしやすくなるのでプレゼントとしても便利です。

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これは、年末に友人に頼まれて作ったケーキをパックしたところです。

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ガナッシュケーキの中にも、いちごが並んでいます。

ホイップクリームは苦心のレシピです♡

こちらは、基本のローチョコレート

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テンパリングをして艶やかに仕上げます。

ローチョコレートは、作業に慣れるとちょっとした空き時間に作れる簡単なスイーツなので、覚えておくとご自宅で美味しいローチョコレートを楽しめます。

買うとお高いローチョコレートも、自分で作るとかなりコストダウンになりますしね。

講座で作ったものは試食して、それ以外は参加者のみなさんにお持ち帰りいただいています。

講座のあとは、必ずフォローアップメールをお送りし

  • 使った材料の購入先
  • 補足情報や参考資料
  • レシピのポイント


などをご確認いただいています。

この講座は、ローフードマイスターを卒業されたお二人のご参加でした。

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ローフードは、ご自身でよく実行されるといろんな体感があって面白いと思います。

このお二人も、それぞれにハッピーな出来事が起こりました♡


これから注力したいのが病気の予防


ローフードスクール・ビオでは、野菜や果物をベースに健康、美肌、ダイエット、子供の食育をサポートしています。

ローフードマイスター1級など資格取得、グルテンフリーやスイーツのヴィーガン1day講座など、最新の栄養学とともにお伝えします。

特に今力を入れているのは、病気の予防です。

自分ではなんとも思っていない何気ない習慣が、もしかしたらゆっくりと病気を作っているかもしれません。

例えば、2016年にがんで亡くなった方は約37万人。2016年の時点で、糖尿病が強く疑われる人は、1,000万人と推定されるそうです。

参考)
国立がん研究センター
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

糖尿病ネットワーク
http://www.dm-net.co.jp/calendar/chousa/population.php

ローフードの講座でもお伝えしていますが、この病気の予防に特化した専門的な知識は、ゲルソン療法の講座でさらに詳しくお伝えしています。

こちらはローフードとは別の切り口で、今の健康を将来もずっと維持していきたい方、または何か病気の診断をされてお困りの方まで、たくさんのヒントが詰まった講座です。

詳しくは、ゲルソン療法の講座・ヒーリングキッチンのWebサイトご覧ください。

ローフード、ゲルソン療法の講座、ともに沖縄県の那覇市で開催しております。





posted by 杉本佳江 at 01:29| Comment(0) | レッスンレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする