種がうまく育たず、腐ってしまうことが多くて、私は愛情が薄いのかと気落ちしていました。
ところが、ちょっとしたコツがあるんですね!
とてもシンプルで簡単なコツ♡

それは、育った根を折らないように優しく扱う、でした。
それでは、スプラウトの育て方をご紹介しますね。
画像の右、大さじ2のスプラウトの種が、メイソンジャー980mlいっぱいに育ちます。
スプラウティングに用意するもの
最初に、スプラウティングに必要な道具などをご紹介します。

スプラウティング用の蓋は、メイソンジャーのワイドマウスにぴったりサイズで便利です。
スプラウトの育て方
メイソンジャーに大さじ2の種とたっぷりの浄水を入れて、

半日ほど浸水させます。

半日たったのがこちら。
水が濁るので、蓋をしたまま、優しくメイソンジャー傾けて回転させながら水を捨てます。
絶対に振ってはいけません。

そして、また種を刺激しないように優しく浄水を入れて、(ここでも種を洗うときに瓶を振ってはいけません)このようにジャーに種がくっつくようにしながら水を切ります。

画像は撮影のため、垂直に立てていますが、実際は蓋を下にしてジャーは斜めにして立てておきます。
翌日は、これくらい根が出てきます。

このようにだんだんと、根が伸びてきます。
画像のように、できるだけ瓶の側面に種がくっつくようにしますが、うまくジャーの表面に種がつかない時は、無理は禁物です。
ただ、あまり種が密集すると根や芽が伸びるスペースがなく、混雑してしまうので、できるだけ種は広がっていた方が成長しやすいです。

こちらが3日目の様子。
水替えは、朝と夜の2回にしています。その都度、根を傷つけないようにやさしく水を捨てて、蓋の網目から浄水を入れて、また瓶を回転させながら種を点在させながら水を流して斜めに立てかけておきます。
種の位置は動かさないようにして、ただ水の入れ替えだけをします。
日光に当てて光合成をさせる
5日ほど経つと、スプラウトがジャーいっぱいになってきます。
最後の仕上げに日光に当てて光合成をさせて、少しグリーンにします。

半日ほど、窓際に置いておくくらいでOKです。
種を浸水させてから4日〜6日で食べられるようになります。
スプラウトを洗って冷蔵庫で保管する
メイソンジャーいっぱいに育ったら、ボウルにあけて洗います。
ジャーからスプラウトを出すときも、できるだけ傷つけないようにします。
ジャーからスプラウトを取り出すときは、スポッと外すイメージです。

スプラウトが強く絡み合っているので、水のなかでやさしくほぐしてあげます。
浮いている種の殻を捨てながら数回、洗い、仕上げていきます。

大さじ2の種から、こんなにスプラウトが育ちました。
スプラウトは毎日食べてはいけません
発芽して3日〜6日、ちょうど食べごろの頃、スプラウトは毒性のあるアルカロイドを含むので食べ過ぎると中毒を起こすと言われています。
食べる量は、自分の手に一掴みを週に3回くらいまで。
スプラウトはビタミンB群、A、その他ビタミン、ミネラルが豊富で魅力のある食材なので、頻度で調節ですね。
ちなみに私は月に1、2回の頻度で、スプラウトを育てているので毎週、食卓にのぼるということはありません。
アルカロイドこちらのブログにビクトリア・ブーテンコさんの書籍の翻訳が掲載されています。
ちなみに、ゲルソン療法ではスプラウトは禁忌です。

スプラウトは、保存期間中に水に触れて腐らないように、キッチンタオルの上にスプラウトをのせ、冷蔵庫で保管します。
4、5日間くらい、美味しく食べられます。

自分でスプラウティングをすれば、オーガニックの種を選べますし、素晴らしく美味しい新鮮なスプラウトをいただけます。
コツさえつかめば、スプラウティングは意外と簡単です。
自分で育てたスプラウトは、やはり味がよいので、もう市販のスプラウトを買う気にはなりません。
水替えの理由
「スプラウトの種が腐らないように頻繁に水替えを」、と聞きますが、私の感覚だと、水替えが多いほど根を傷つけるリスクが上がるので回数は少ない方がいいです。
水替えの理由は、種が腐らないように洗うのではなく、種への水やりだと思います。
水替えは朝と夜の一日2回で十分だと思いますが、大きく育ってくるとより水をたくさん必要とするので、様子を見て乾く前に水替えをするといいと思います。
ガラス製のスプラウティングジャー
メイソンジャー以外に、スプラウティングジャーという専用のジャーもあります。
![]() | Now Foods|スプラウティングジャー 2リットルあるので、大さじ4くらいまで育てられるのでたっぷりと育てられていいですね。 |
コメントも多く、評価も高いです。
スプラウトだけでなく、コンブチャにも使っている方もいるようです。それもいいですね♪